心の整理と集中力の関係

整理整頓とは、食べたものを片付ける、読んだ本を棚に戻すだけでなく、気持ち(心)を分別することにも繋がります。
人は集中できる時間に限りがあり、勉強ができる頭の良い方は、集中力が高いとも言えます。集中力が高いほど吸収力は高く、同じ時間勉強をしても差が生じるのは、集中力に違いがあるからです。集中力を高めるには、人それぞれですが、乱雑な環境より、静かで穏やかな環境のほうが集中力を高められるので、図書館などの学習室はBGMなどの音を流さず静かな環境になっています。

「服装の乱れは心の乱れ」

学校の生活指導の先生が良く言うセリフにありますが、心が乱れていたら、学習意欲は低下して、気持ちが学校の外に向けられるので、服装をチェックすることで非行を防ぐことができます。
本や食べ物が散らかっている状態では、勉強をするにも効率的ではありません。なぜなら、参考書を探すだけでも時間を要し、その間に集中力は低下します。集中力が低下すれば、同じ時間を勉強しても吸収力や理解力が下がることは言うまでもありません。
英単語をひたすら書いて覚えるより、耳で聞いて、目で見て、実際に口に出す学習法は以前から行われていますが、近年では、身振り手振りだけでなく、視覚・聴覚・嗅覚など五感を使った学習法を取り入れている教育機関が多く注目されています。英会話を覚えるだけなら、日本国内でも習得できますが、わざわざ海外に出かけて勉強をするのは、五感を使って英語に親しむことができるからです。
中には、BGMをかけながら勉強をするほうが、集中力が高まる方もいます。各自で集中力の高め方は異なりますが、一般的には、整理整頓ができた環境の中で勉強することが有効と言われています。
勉強部屋を整理する以上に大切なことは、心を整理整頓することです。不安や悩みを抱えた状態で勉強をしても、不安などで支配されていると、集中力は低下します。不安の原因が、自身にある場合と他者による場合、どちらであっても、一度不安に支配されると、立ち直るには時間が掛かり、時間を掛け過ぎると慢性的な不安になり、やがて鬱など精神的な疾患に陥ります。
生活指導の先生のセリフを換言すると、服装がしっかりしていれば、心の乱れを抑えることができるので、整理整頓は心にも良いといくことになります。
不安の原因は、自身にある場合と他者による場合があり、自身にある場合は不安をコントロールすることも比較的容易です。不安を感じたら、無我夢中で部屋の整理整頓や掃除をして、気を紛らわすのもストレス解消になります。

single